ウィズブック保育園 戸部からのお知らせ
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あめにみえる!!
雨の日の5歳児クラス。
雨にちなんで「吹き絵」をやってみました。
筆で絵の具をたらし、ストローで息を吹きかけます。
息の吹き方で思わぬ方向に広がる絵の具に驚き、
「おもしろい!!」
興味・関心がどんどん高まります。
「色が混ざってきれい」
「同じ絵の具を使ったのに どうしてみんなちがうんだろうね?」
自分で好きな色を選んで、自分の息の拭き加減で模様が変わってくることに気づいた子どもたちは、
最後まで集中して取り組んでいました。
こういう「絵の具」という使い慣れたものでも、手法によってはいろいろな発見があり、
ますますやりたいことがいっぱいの5歳児。
「つぎはこんなことをやってみたら?」と、子どもたちから活動の提案も出てくるようになってきました。
大人が勝手にこれは難しいからと決めつけるのではなく、子どもと一緒にやってみたいことの
準備から実現までの内容を大切にしながら、保育をしていきたいと思います。
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おみせやさんごっこってたのしい!!
普段の自由あそびでレストランごっこを楽しんでいる3歳児クラスの子どもたち。
お部屋にあるメニューを持っては
「いらっしゃいませー」「なににしますかー?」と、
すっかり店員さんになりきっている子どもを見て
担任はウィズブック活動に取り入れて見ることにしました。
今回はクッキー屋さんに決定!!
紙粘土に絵の具を混ぜて、形をつくっていきます。
「どんなクッキーつくろうかな?」
「みずいろのクッキーにする!」
色とりどりのおいしそうなクッキーが完成!!
いよいよおみせやさんごっこ当日です。
子どもたちは担任が用意したバックとお金を持っていざ出陣!
「これください!」
「どうぞ!」
身の回りにあることを実際に活動を取り入れることで、子どもたちは身近に感じることが多くなります。
きっと、ご家庭でお買い物にいったときの目線が変わってくることでしょうね。
子どもたちは次にどんなお店屋さんにしようかと、今から楽しみと期待でいっぱいの3歳児クラスです。
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この子ってどんな子だろう?
先週の土曜日に「らしさ研修第1弾」と称して職員の園内研修を行いました。
今回のテーマは実際に居たひとりの子どものストーリーをもとに
みんなで話し合ってみました。
「この子の見えていない背景はどんななのだろう?」
「〇〇なんじゃない?」いろいろな考えが飛び交います。
「どうしてこんな行動をとるのだろう?」
「〇〇なのかもしれない」
話し合えば合うほど子どもの言動の奥深さを感じながら、表面だけで捉えずにその子らしいとはどんな姿かを
しっかりと考えていくことが大切なのだと、再認識できた研修となりました。
今後も継続的にこのような研修を取り入れながら、この子はこういう子という決めつけの保育にならないよう、
子どもたちにとって、より良い環境の中でのびのびと園生活が送れることを第一に考えていきたいと思います。