「発表の場」|なるみ先生の挑戦BLOG
3月も終わりに近づき、4月からはひとつずつクラスが上がります。来年度から3歳と4歳の体操指導をさせていただくことになり、先日、3歳クラスが4歳クラスの体操の見学に来てくれました。
3歳クラスの子も興味津々な様子で、時々動きを手だけ真似したりと意欲的な姿勢で見ていました。
4歳クラスは、少しいつもと違った環境でしたが、かっこいい姿を見せようと、普段よりも行動が早かったり、丁寧に準備体操をする姿を見せてくれました。
今年度は、コロナ禍で運動会ができなかったり行事も縮小するなど、成長した姿を発表する場がなかなかもてなかったところがあります。少しでも園での様子が伝わるように動画をご家族に配信したり、活動の様子の写真をまとめてお伝えするなど工夫した1年となりましたが、今年度は多くの行事を開催し、発表する場が持てればいいなと思います。
発表会や人前で何かを披露するのは緊張しますし、嫌だなぁと思うこともあると思います。
私も試合前、調子が良くなかったり、逆にいい練習ができてるからこそしっかり自分の力が出せるのかと不安になりレースが怖くなることがあります。
私がやっている”競技スポーツ”の中では、やはり結果が求められるので過程というのは評価の対象にはならないことが多いのですが、子どもたちにとっては、発表という場に向けて、一生懸命「やりきる」「挑戦する」という過程を大切にしています。
これは弊社の保育のテーマである「心の安定・快動・自律」の”自律”にあたると考えます。
やりきった、挑戦したというその姿勢を大切にして、子どもたちが成長する中でやりたいと思ったことに対して、挑戦し、やりきれるように自己肯定感を高められたら嬉しいです。何かをやり切った経験があれば、「また出来るかも!」とか「次はこれを頑張るぞ!」とワクワクした気持ちで挑戦できるきっかけになると私は思っています!
ウィズブック保育園 内山成実
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