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「できることを奪わない」|なるみ先生の挑戦BLOG

2021.02.26

今回は最近感じたことを書いていきます。
 
私が4月から保育補助をさせていただき、「○歳ってここまでできるんだ」とか「ここはまだ難しいのか」と年齢に応じてできることが増えていくのを実感しています。
 
私は、仕事をしている中で、視野を広く持って言われる前に察して行動しようと心がけています。もちろん確認した方がいいことは、その都度聞いてから動くようにしていますが、出来るだけ自分で気づいたらやりたいなと思っています。
 
その中で、子どもたちが″できること″を奪って、やってしまっていたなということがあります。もちろん、成長には個人差があるので、サポートが必要な子もいます。ですが、サポートのつもりでも散らかったおもちゃを片付けてしまったり、着替えを手伝いすぎたりするとお節介になってしまうと知りました。というのも、自分で出した玩具を片付けずに次の玩具を出してしまっている子がいて、先に出した玩具を保育者が片付けてしまった場合、その子は「玩具は片付けなくてもいいんだ」と思ってしまったり、「先生が片付けてくれる」と思ってしまうかもしれません。保育者が動いて片付けるのではなく、自分で気付くように声をかけたり、一緒に手伝うなど、まずは意識ができるようにサポートしていきたいと思います。
 
できなかったことができるようになる為には、自分でやるぞ!という意気込みと、毎日の実践の積み重ねが必要だと感じます。
「できた」という体験は自己肯定感をあげ、心の安定につながったり、次の目標ができて自ら伸びる力を育てることができると思うので、そんな機会を奪わないよう注意したいなと思います。
できたできないの評価だけを気にするのはとても苦しいですが、「できた」という事実は素直に認め、一緒に喜んでいきたいです。

 

ウィズブック保育園 内山成実

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