「運動指導」|なるみ先生の挑戦BLOG
いつも読んでくださりありがとうございます。
今回は保育の現場における仕事内容の一部について書かせていただきます。
私は現在、幼児さん向けに週1回の運動指導をさせていただいています。運動指導といっても、遊びの延長で楽しく、さまざまな身体の動かし方に挑戦することを目的として行っています。
発達過程の視点から考えると、プレゴールデンエイジと呼ばれる5歳〜8歳の時期で神経系統が著しく発達し、体内に様々な神経回路が張り巡らされていく時期と言われます。また、この時期にいろいろな運動を経験しておくかどうかが、その後の動作の習得に大きな影響を及ぼすと言われています。
現在は3歳の運動指導がメインなので、まだプレゴールデンエイジの時期ではありません。ですが、その時期に入った際に子供たちが、少しでも「できるかもしれない」と恐怖心なく運動に挑戦できたら、よりその後の動作の習得がスムーズに行われるのではないかと考えます。子供たちが楽しいと思えるような遊びの中で自然と沢山の運動に触れられるのが理想で、自身の走り方指導をした経験や大学での学びをもとに、先生方のご意見をいただきながら取り組んでいます。
子供たちの中でも能力は違い、すぐにできる子、なかなかできない子はいます。出来たこと、挑戦出来たこと、一生懸命やったこと、話をしっかり聞けたことなどその子自身の目の前の課題に対して肯定する言葉がけをして、ステップアップしていけたらいいなと思います。
ウィズブック保育園 内山成実