「800m」|なるみ先生の挑戦BLOG
今回は私が専門としている種目について書いてみたいと思います。
私は現在800mと400mハードルを専門に試合に出場しています。陸上競技のトラックは1周400mなので、800mはトラックを2周、400mハードルはトラックを1周する間に10台のハードルを跳びます。
どちらの種目もなかなか過酷な種目で、走り終わった後はなかなか立てないことも多いです。よく走り終わった後に、選手へのインタビューがありますが、特に400mや800mを走り終えた選手はきついと思います。。
本当にきつい種目ではあるのですが、日々の練習の達成感や同種目の選手とのつながり、きつい時にもう一踏ん張りできた時の清々しい気持ちは他では味わえないので、続けています。
400mハードルも800mも私は好きなのですが、なかなか800mと400mハードルを兼ねる選手がいないせいか、いつも同じ日に競技が行われることが多く両立することは難しいです。大会時にはどちらかに種目を絞る必要があるので、今シーズンは800mを中心に試合に出ています。
試合に出るたびにいろんな選手とお話しさせていただく機会がありますが、同じ800mを専門とする選手でも日々の練習の組み方が本当に様々で面白いなと思います。自分の長所と短所を理解し、短所の改善に取り組みつつも長所も無くさないようにバランスよくトレーニングをしていかなければなりません。理屈では簡単なのですが、これがなかなか難しいです。また、800mは中距離なので短距離のスピード、長距離の持久力のどちらの要素も必要です。そして、短距離や長距離のどちらでもない、中距離を走り切る力が何よりも必要です。いつも練習メニューを計画する時に、やらなければならない練習が多く、どのタイミングに入れるか悩みます。
これから試合が終わると、来シーズンに向けて鍛錬期と呼ばれる長いトレーニング期間が始まります。今シーズンの試合を振り返り、自分に足りない力を強化するためにも鍛錬期に入る前のトレーニング計画を立てる作業が重要になります。大きくステップアップするためにもしっかり時間をかけて取り組んでいきたいと思います。
※練習時の写真です。
ウィズブック保育園 内山成実