東京・神奈川・
名古屋エリアにある
ウィズブック保育園

ニュースOUR NEWS

「褒め方」|なるみ先生の挑戦BLOG

2021.01.22

子どもたちの好きな遊びのひとつに塗り絵があります。
塗り絵をすると、すごく自由に塗るタイプの子、お手本通りに忠実に塗る子、気分によって塗り方が変わる子、もはや裏にして絵を描き始める子など様々な子どもがいます。
 
私が小さい頃はどちらかと言うと、お手本通りに忠実に塗る子でした。「綺麗に塗れたね」と褒められることが嬉しかったし、それ以外に褒められる方法は知りませんでした。褒められたいためだけにやっていたわけではないと思いますが、私にとっては楽しみのひとつでした。そして、自由に塗ってみんなが目を引くような絵を作る子がすごく羨ましく思ったことを思い出しました。
 
誰にとっても褒められることはやはり嬉しいことで、褒められた時の子供たちの笑顔はとてもキラキラしているなと感じます。
 
今、子どもたちの前に立たせてもらう立場となり、関わってきた時間が増えたことで、ひと場面の中で感じたことを褒めたり、感動する以外にも、時間が経つにつれて成長した部分も褒めたり、一緒に喜ぶことができるようになったことが嬉しいです。
 
これは「他者と比較して褒める」「成長軸で褒める」の2つの違いだと思います。
 
「他者と比較して褒める」はとてもわかりやすく、目で見えるものを比較することが多いと思います。
 
一方で「成長軸で褒める」は初めからできるものではなく、ある程度の時間を過ごさないとできないことだと思います。どちらも嬉しいし、自分を肯定してくれるものではありますが、どちらか一方だけではなく、両面で良い点を見つけられることはとても大切なことだと思います。
 
時々、これからどんな風に成長して卒園していくのかなと想像することがあります。毎日の成長スピードが早い時期の子どもたちの成長に関わり、それを近くで見て、一緒に喜んでいけるのが保育に関わる仕事の面白さなのかなと思っています。
 

ウィズブック保育園 内山成実

TEL

お電話での
お問い合せ

平日10:00〜18:00

MAIL

メールでの
お問い合せ